今日は、認知症にかかる医療と介護の滋賀県大会に、ポスター発表者として出場してきました。
ピアザ淡海の大会議室で開催された大会、
例年と比べると、発表も参加者も減少しているということでしたが、沢山の方がお見えだったと思います。
今回は、この6年間、真情-まごころ-デイ・サービスを利用なさって、認知機能を維持改善しながら着実に困りごとを減らし、目標を達成し続けている利用者のケースを発表してきました。
発表前、「緊張する〜」といいながら、雄大な琵琶湖をバックに原稿チェックをする施設長。
余裕な空気に見えました。
今回の題名は、弊社のクレドから拝借しました。
「夢が見つかる、広がる、叶う 私くもんが大好き」という題名です。
利用当初は、手が震えて字が書けず、電話もできず、夜中に次の日に出すゴミが気になって出してしまい、独り言をずっと続けて、家族の方も疲れ切っているというO様のケース。
徐々に症状は改善し、字も綺麗にかけるようになり、電話で話せるようになり、ゴミも朝まで待てるようになり、独り言もなくなり、デイサービスの準備を自分自身できるようになりました。
家族の方も大変喜んで下さっています。
症状を改善するだけでなく、2018年には「行ってみたい!」という福島県の学習療法シンポジウムに一泊二日で参加できたまさに夢をかなえることができました。
今も、次の夢へ向かって目標をもって生活なさっています。
さて、ポスター発表ですが、堂々とした施設長の発表だったと思います。
優秀賞や話題賞は頂戴できませんでしたが、何より今まで関わってきたことや、ポスターを作る構想から本日の発表までの経験値が何よりの宝物かと思います。
今後も、認知症を希望に変えるべく、日々のケアを頑張っていきます。